(2023年9月29日発表)
有効求人倍率は、厚生労働省が公共職業安定所(ハローワーク)のデータをもとに作成している経済指標です。 毎月月末に前月分の集計結果が、一般職業紹介状況(職業安定業務統計)の中で公表されます。 本記事では、最新の「有効求人倍率」「新規求人倍率」「正社員求人倍率」の3つをグラフ化し、毎月公開しています。 ※毎月の発表当日に本ページの数字を更新しています。ブックマークしていただくと便利です。
目次
8月の有効求人倍率は1.29倍で、前月と同水準
2023年8月の有効求人倍率は、前の月と比べて、有効求人数は+0.1%増加、有効求職者数が▲0.2%低下しました。 有効求人倍率は1.29倍となり、前月と同水準となりました。
- 有効求人数 :2,482,756件 → 2,484,687件(+0.1%)
- 有効求職者数:1,925,027人 → 1,920,699人(▲0.2%)

8月の新規求人倍率は2.33倍で、前月と比べて0.06ポイント上昇
2023年8月の新規求人倍率は、前の月と比べて、新規求人数が+2.8%、新規求職者数は+0.2%増加しました。 新規求人倍率は2.33倍となり、前月から0.06ポイント上昇しました。
- 新規求人数 :856,868件 → 881,253件(+2.8%)
- 新規求職者数:376,959人 → 377,579人(+0.2%)

8月の正社員有効求人倍率は1.02倍で、 前月と同水準
2023年8月の正社員有効求人倍率は、前の月と比べて、求人数、求職者数が共に▲0.2%低下しました。 正社員有効求人倍率は1.02倍となり、前月と同水準となりました。
- 有効求人数(正社員) :1,190,408件 → 1,188,508件(▲0.2%)
- 有効求職者数(パート除く常用):1,162,168人 → 1,160,099人(▲0.2%)
※正社員有効求人倍率は、正社員雇用の有効求人数を、パートタイムを除く常用の有効求職者数で除して算出。 パートタイムを除く常用の有効求職者には、派遣や契約社員を希望する者も含まれるため、厳密な意味での正社員有効求人倍率より低い値となる。

以上、最新の有効求人倍率、新規求人倍率、正社員求人倍率についてまとめました。
※まとめている数値は季節調整済みの数値です
有効求人倍率についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。