(2025年1月31日発表)
有効求人倍率は、厚生労働省が公共職業安定所(ハローワーク)のデータをもとに作成している経済指標です。
毎月月末に前月分の集計結果が、一般職業紹介状況(職業安定業務統計)の中で公表されます。
本記事では、最新の「有効求人倍率」「新規求人倍率」「正社員求人倍率」の3つをグラフ化し(季節調整値)、毎月公開しています。
最新のデータとその意味を理解し、求人市場の動向を把握しましょう。
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目次
12月の有効求人倍率は1.25倍で、前月から横ばい
2024年12月の有効求人倍率は、前の月と比べて、有効求人数は▲0.2%低下、有効求職者数は▲0.2%低下しました。
有効求人倍率は1.25倍となり、前月と同水準となりました。
- 有効求人数 : 2,408,748件 → 2,404,210件(▲0.2%)
- 有効求職者数: 1,925,016人 → 1,920,910人(▲0.2%)

12月の新規求人倍率は2.26倍で、前月から0.01ポイント上昇
2024年12月の新規求人倍率は、前の月と比べて、新規求人数は+2.2%増加、新規求職者数も+2.0%増加しました。
新規求人倍率は2.26倍となり、前月から0.01ポイント上昇し、3ヶ月連続で上昇しました。
- 新規求人数 : 819,178件 → 837,082件(+2.2%)
- 新規求職者数: 363,617人 → 370,809人(+2.0%)

12月の正社員有効求人倍率は1.03倍で、前月から0.01ポイント上昇
2024年12月の正社員有効求人倍率は、前の月と比べて、求人数は+0.2%増加、求職者数は▲0.3%の減少となりました。
正社員有効求人倍率は1.02倍となり、前月と同水準となりました。
- 有効求人数(正社員) : 1,172,640件 → 1,175,366件(+0.2%)
- 有効求職者数(パート除く常用): 1,145,838人 → 1,142,798人(▲0.3%)
※正社員有効求人倍率は、正社員雇用の有効求人数を、パートタイムを除く常用の有効求職者数で除して算出。 パートタイムを除く常用の有効求職者には、派遣や契約社員を希望する者も含まれるため、厳密な意味での正社員有効求人倍率より低い値となる。

以上、最新の有効求人倍率、新規求人倍率、正社員求人倍率についてまとめました。
※まとめている数値は季節調整済みの数値です
有効求人倍率についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。