(2024年3月29日発表)
有効求人倍率は、厚生労働省が公共職業安定所(ハローワーク)のデータをもとに作成している経済指標です。 毎月月末に前月分の集計結果が、一般職業紹介状況(職業安定業務統計)の中で公表されます。 本記事では、最新の「有効求人倍率」「新規求人倍率」「正社員求人倍率」の3つをグラフ化し(季節調整値)、毎月公開しています。 ※毎月の発表当日に本ページの数字を更新しています。ブックマークしていただくと便利です。
目次
2月の有効求人倍率は1.26倍で、前月から0.01ポイント低下
2024年2月の有効求人倍率は、前の月と比べて、有効求人数は+0.5%増加、有効求職者数も+1.0%増加しました。 有効求人倍率は1.26倍となり、前月から0.01ポイント低下となりました。
- 有効求人数 : 2,450,880件 → 2,462,543件(+0.5%)
- 有効求職者数: 1,930,359人 → 1,949,936人(+1.0%)
2月の新規求人倍率は2.26倍で、前月より0.02ポイント低下
2024年2月の新規求人倍率は、前の月と比べて、新規求人数が+1.6%増加、新規求職者数も+2.8%増加しました。 新規求人倍率は2.26倍となり、前月より0.02ポイント低下しました。
- 新規求人数 : 850,068件 → 863,715件(+1.6%)
- 新規求職者数: 372,326人 → 382,845人(+2.8%)
2月の正社員有効求人倍率は1.01倍で、 0.01ポイント増加
2024年2月の正社員有効求人倍率は、前の月と比べて、求人数が+0.8%増加、求職者数も+0.1%増加となりました。 正社員有効求人倍率は1.01倍となり、前月から0.01ポイント増加しました。
- 有効求人数(正社員) : 1,173,635件 → 1,183,185件(+0.8%)
- 有効求職者数(パート除く常用): 1,170,618人 → 1,172,178人(+0.1%)
※正社員有効求人倍率は、正社員雇用の有効求人数を、パートタイムを除く常用の有効求職者数で除して算出。 パートタイムを除く常用の有効求職者には、派遣や契約社員を希望する者も含まれるため、厳密な意味での正社員有効求人倍率より低い値となる。
以上、最新の有効求人倍率、新規求人倍率、正社員求人倍率についてまとめました。
※まとめている数値は季節調整済みの数値です
有効求人倍率についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
【2024年版】有効求人倍率とは?|データの読み解き方と転職市場への影響
有効求人倍率の定義や計算式から、データの読み解き方、転職市場への影響まで解説しています。